![]() | タイガー1213 (タイガー計算器)
1970年2月頃発売された最初のタイガーブランドの電卓。製造は日通工。 日通工は主として電話器を作る企業だったが、将来デジタル機器分野への参入を視野に、当時、競争が熾烈だった電卓分野にあえて進出した。同社はほどなく電卓分野から撤退することになるが、電卓分野で得た技術力にをもとにPOS分野に参加し、大成功を収めた。 当時の価格は137,000円。 製造は日本通信工業株式会社。
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タイガー1213D (タイガー計算器)
1970年にタイガーから発売された電卓。日本通信工業株式会社(日通工)によるOEM電卓。1213Dと称し、1213 と外形・機能がほぼ同一。 SSI のロジックによる回路構成、珍しいのは(当時)100・200V 切替がついており、当時輸出も視野に入れていたことがわかる)。 W 245 x H 117 x D 342 o 15φ ニクシイチューブ 1970年11月発売。 |
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寄贈) 工房遊次
![]() Photo courtesy : Mr.Toshiro Hata | タイガー1213E (タイガー計算器)
1971年に発売された電卓。日通工からのOEM で最後の形式。W 180 x H 74 x D 258 o。三菱製 MA8149 〜8154の6チップ セット で構成、8φ 7セグメント 赤色放電管。 販売後 7セグメント の「0」表示が 他の数字と比べて「読みにくい」との声があったことから半分の「o」にするよう、タイガー自ら付加回路を作り込み、改造したりした。 1971年発売。 当時の価格は68,000円。 |
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出典) 工房遊次 | 121RS (タイガー計算器)
DOSパソコンの初期 台湾で多くの中小メーカーが手掛けたように、当時 日本で「四畳半メーカー」と言われた工場で、1973(S43)頃 前型 121R とは別工場でOEMしたものである。三菱製 1チップ M5867-21B 使用、10φ 蛍光9セグメント、W 212 x H 67 x D 240 o |
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出典) 工房遊次 | DC-08 (タイガー計算器)
ブラザー工業からのOEMによる最初の機種。住友商事が両社のとりまとめを行った。TI 製 1チップ TMS0105BNC 使用(当時多くのメーカーで採用)8セグメント iToron(伊勢電子)8φ単管 |
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出典) 工房遊次 | DC-8S (タイガー計算器)
タイガー計算機より1973年2月に発売されたポケット電卓。DC-8SAとDC−8SA の 単三X 5電池専用が、ニッカド充電電池(単三X 5 パック)専用機になったもの、8SAと並行販売された。 1973年。 32,500円。 |
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DC-8SA (タイガー計算器)
1973年2月に発売された電卓。同時に DC-8S (32,500円)も発売された。住友商事の仲介でブラザー社よりタイガー計算機にOEM供給されたもの。 DC-8SAは、当時としては先端的なキーボード機構(軟質シリコンゴムと非接触誘導)を採用しており、単3電池を5本使用た。内部には日立と東芝製のチップが使われている。当時の価格23,700円。 |
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![]() | U-TAC TC-8
Tallymate と似た形状の電卓。詳細不明。電卓の左上に記されている "Kobenica" がメーカー名であろうか。電池ボックスのふたには "U-TAC MODEL: TC-8" と書かれている。内部をみると、Tallymate よりはるかに複雑な構造になっていることから Tallymate より若干早い時期のものとみられる。CPU にはテキサスインスツルメント社のチップが用いられ、チップには"TMS0105BNC 7245" と記されている。Tallymate と同様非常に懐かしさを感じさせるデザインの電卓である。 |
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![]() | SE-8K
1973年に発売されたハンディタイプの8桁電卓。割引・割増計算、EXキーによる逆数計算、√計算など可能なビジネス向け電卓。 浮動小数点方式。 オーバーフロー表示。 日本製。 22,800円。 | ![]() |
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![]() | Mini W
香港製。 | ||||||||||||||||
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![]() | MINI-8 (TD-802D)
東興化学工業から1974年に発売された8桁ワンチップLSI電卓。単3電池4本若しくはアダプター使用。チップは TI 社製。8,900円。組み立てキット(TD-802DK)が7,500円で発売されていた。 → TOKO MINI-8 組立指導書 | ||||||||||||||||
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![]() | Censor-1単3電池2本若しくはアダプターで駆動。NEC 社製のチップを使用。サイドから見たデザインがなかなかよい。 |
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![]() | ROGER F-6
12桁関数電卓。単3電池2本若しくはアダプターで駆動。NEC 社製のチップを使用。 日本製だが内部を見るとガムテープで部品を固定するなど非常に雑な作りになっている。 |
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![]() | mark1 80AD (Tokyo Electron)
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TEKNIKA 1200
ゼネラル社は1968年に最初の電卓を発売しているがこれがそれにあたるかは不明。185.000円。 →電子科学1970年7月号記事 | |||||||||||||||||
![]() | G-1201
1970年に発売された12桁1メモリー電卓。138.000円。 | ||||||||||||||||
![]() | 804
初期のポケット電卓。充電はクレードル上で行う。 保管時には半透明のプラスチックカバーをかぶせる。 シリアルNo.3602。 日本製。 |
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![]() | 806
海外で販売されたもの。表面のシールに"TEKNIKA"の文字があることから米国・ニューヨークの「テクニカ社」が販売したものとみられる。 単3電池4本を頭部に装着する。 型番は"EDC-806"。 |
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![]() | 807
単3電池3本使用。NEC製CPU使用。 型番は"EDC-807" |
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![]() | 812
単3電池3本使用。赤のLED電卓。 |
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![]() | 8005内部をみるとNECの文字とZEBRAの文字が見れる。 |
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![]() | SOLAR 8
初期の太陽電池式電卓。東和サン機電のOEM電卓。 (V-007 と太陽電池パネルの位置は違うがその他は同じ。) ⇒手帳型電卓 |
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![]() | 8
Omron 80 のOEM 版。オムロンのCPU、パナソニックの充電池と東芝の半導体を使っている。箱には、"Miida Electronics,Inc. 17 EMPIRE BLVD, S. HACKENSACK, N.J. 07606"の記述がある。(箱自体は日本で印刷されたもの。) シリアルNo.01731249。 | ||||||||||||||||
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![]() | Executron 8M
単2電池4本若しくはACアダプター使用。数字は非常に明るく見やすい。イギリスで販売されていたもの。CPUはNEC製。 |
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![]() | Pickey (B800)
1973年5月20日に発売されたヤシカ最初の電卓。ポケット型のデザインで新式のノックタッチキーを使っており、かちかちと軽快に反応し押し間違いが少なくなった。 ケースが本の形をしているのが洒落ている。 単三電池4本使用。ACアダプターも使用可。 101(w)×146(D)×31(H)mm。 23,800円。日本製。 同時に、充電機能のついたPickey (B800L) (29,800円) も発売された。 |
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![]() | AT-800
1973年6月21日に発売された8桁電卓。ふたを閉じるとデジタル時計、開くと電卓として使用できるという、変わり種の電卓。 奥行 166×巾 150×高 72mm。 重量 1.7kg。 49,800円。日本製。 | ||||||||||||||||
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![]() | Lady (Triumph)
Triumph はドイツのメーカー。Adler 社 Royal 社の関連企業。Lady は女性を意識した金色と赤の色を使った8桁の蛍光管電卓。 Triumph 社は他に男性向けの電卓 Sir を発売している。 システック社のmini 8 のOEM。 |
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![]() Photo courtesy :Mr.Toshiro Hata | ELETAC 8
1972年11月に無電テレビ工業が最初に発売した電卓。19,500円。 | ||||||||||||||||
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ELETAC 10 (MUDEN)
「時代の先端を行くアメリカ・カーデザインのカーブをとり入れた優美なボディーライン」が特徴の電卓。TI社製ワンチップMOS-LSIを使用。 230(W)×70(H)×180(D)mm。1.2kg。 23,500円。 → スペースエージデザインデスクトップ電卓 | |||||||||||||||||
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![]() | ELETAC mini DELUXE
ポケットサイズ MOS-LSI電卓。ストラップが本体上部中央についている。ボタンは真四角、本体は優雅な曲線のレトロなデザインの電卓である。 単3電池4本使用。 4,500円。 76(W)×132(D)×30(H)mm。 エレタック ポケット電卓
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![]() | ELETAC mini memory
ELETAC mini DELUXE にメモリー機能が付いたもの。単3電池4本使用。 5,000円。 76(W)×132(D)×30(H)mm。 |
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![]() | NC-77
1978年に発売され91年まで販売された航法計算(Navigation)機能付き電卓。精密な計測を行う用具として内部にフェルトを施した木箱に入れて販売された。 本体はシャープが製造した。 同社からはこのシリーズとして、NC-2、NC-88、NC-99、NC-2000が発売されている。 → 関数電卓 |
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![]() | NC6-911
6桁表示だが矢印キーを押すことで計算結果は12桁まで表示できる。ON-OFFキーは頭の部分に付いている。 単3電池4本またはACアダプター使用。 |
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![]() | Sunbird
裏面にうっすらとDT8M914の文字がみられる。シリアルNo.000985。内部は単純な構造になっており、”GICO49.8.24."のシールが貼ってあることから1974年製であることがわかる。 |
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![]() | LM-8
GLORIA LM-8は水平タイプの電卓。充電式で充電池4本を内臓している。 |
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キコム KD-121C
→電子科学1970年7月号記事 |
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![]() | KK-F95
関数電卓。中国製。 |
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![]() | AstrostarバンダイがKosmos社のライセンスで製造販売した星占いコンピュータ。Astro と比べ一回り大きく、キーの形などは異なるが、キーの配置等基本的な部分は同じ。 |
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![]() | 800PK
SATEKというメーカー(?)が発売した電卓。日本製。 |
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