Qualitron
台湾の企業。米国ではカリフォルニアQualitron社により販売された。
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QUALI-104
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1437
1437は単3電池4本もしくはACアダプタ使用。
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La Femme (Qualitron)
Qualitron は台湾の企業。
La Famme (Model 2037) は女性向けの非常にエレガントな電卓。女性が長い爪で押せるようキーが楕円になっており、後ろには鏡が付いている。革の感触のビニールで覆われており、スナップボタンで開け閉めするようになっている。1973年台湾Veac社製。独特のデザインで1973年の台湾で開かれたインダストリアルデザインコンテストで3位になった。
ACアダプターまたは単4電池3本使用。初期のモデルには鏡はついていなかった。
→ 女性向け電卓
→ 台湾製電卓
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ドイツ(西ドイツ)の企業、米国にも販売拠点を置いていた。
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Photo
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ICR-412
1969年12月に発売されたオールIC電卓。
ICを150個使用しコンパクト化を図った。
販売はクスダ事務機が担当した。
195,000円。
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日本経済新聞 1969.12.1.
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CD 200
ニキシー表示管を搭載した非常に奇抜なデザインの電卓。「最も醜いデザイン」の電卓という人もあるが、見方によっては非常に斬新なデザインでもある。ドイツOlympia社が販売した電卓だが製造は日本。
当時Olympia社には松下通信機工業が電卓をOEM供給していたおり、これも松下が製造したものと考えられる。ただ日本国内では全く販売されておらず、デザインなどはOlympia社が行ったとみられる。
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CD 51
単3電池4本若しくはACアダプターを使用。香港製。
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CD 75
充電池搭載。
丸ボタンの洒落たデザインの電卓。
日本製。
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Adler
Adler 社はドイツのNurnberg にあった企業、Royal タイプライターの流れをくむドイツの名門企業。同社は電卓については自ら製造は行わず、他社からのOEMで販売を行っていた。Adler 社はOEM製品の供給を依頼するとき、製品の仕様、デザインについては自社の仕様で統一した。同社が特に好んだのは黒のボディに赤や青や黄色のカラフルな丸ボタン使ったもの、とくに特徴的なのは電池を後ろのアルミ部分を引き上げ挿入するデザインである。
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60
Adler 60 は、Omron 60 のAdler 社へのOEMバージョン。
1973年頃発売されたと考えられる。
単3乾電池4本を頭部から挿入するユニークなデザインとなっている。
オムロン電卓
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81
Sumlock Anita 社からのOEM電卓。Adler社独特の黒いボディにカラフルな丸ボタンのデザインを採用し、電池は後ろのアルミ板を引き上げて挿入するようになっている。同社のもっとも代表的な電卓である。
Sumlock Anita 社はAdler 社仕様の電卓をOEMで生産するとともに、自社ブランドの電卓ANITA 811を製造販売した。81 はANITA 811は
81 と比べると非常にカラフルで新鮮なデザインとなっている。
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81C
オムロンのOEM電卓。
81と同様、金属製のスライドカバーがついており、このカバーが電池部門を覆うようになっている。
ただボタンは81と異なり四角ボタンとなっている。
このタイプの電卓はオムロンの他シチズンからも発売されている。
内部には検査証がついており、「51.8.20.GICO」の字が見える。
チップはNEC製μpd947C。また部品にはZEBRAの字もみられる。
一方、シチズンの12mについては、内部の構造等はにているものの、チップはオムロン製HD3688を使用している。
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ベルリンのフリーマーケット
Thergarten駅のそばで開かれるベルリンで一番大きなフリーマーケット。土曜と日曜に開かれる。
2000年の5月6日に行ったと81cを25ドイツマルク(1500円)で購入。
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LITTON
BUSINESS SYSTEMS (MONROE)
モンロー社は機械式計算機や電動計算機で有名な企業。同社は1960年代後半にLitten Industries に買収された後、デスクトップ電卓やポケット電卓を発売した。
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MONROE 990
19702年に日本で発売された高性能電卓。16桁、メモリー2個で 295,000円した。
日本での販売は、丸善(事務機械部)。
製造は日本(おそらくキヤノン)ではないかと推測される。
他に、16桁でメモリー1個の MONROE 950 (235,000円)、12桁でメモリーなしの MONROE 920(135,000円)が発売された。
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日本経済新聞 1970.1.27.
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MONROE 10
1972年にMONROE社より発売されたCanon Pocketronic のMONROE 社へのOEMバージョン。
価格は$379。
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MONROE 20
MONROE 20 は1973年発売された充電式のポケット電卓。当時の価格は $199。米国製。
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MONROE 98
MONROE 98 は8桁ポケット型電卓。裏面には"A DIVISION OF LITTON BUSINESS SYSTEMS, INC." の文字が見える。
内部を見ると、CPUはNEC製 μPD946C で"53. 5.22Z" の文字があることから1978年製であることがわかる。
単3電池4本使用。日本製。
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MONROE M110
台湾製。
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810F
810F は日本製。製造メーカーは不明だが、LE-808P
が東芝製であることから、おそらく東芝のOEMと考えられる。
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LE-808P (Kovac) (Homeland 80D)
Kocac 社は英国の企業。
LE-808Pは東芝のOEM (東芝)。
本電卓はアルゼンチンで使われていたもの。
CPUはTI製 "TMS0803NC
7417"。
ディスプレイはBowmar製。
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Universal 55
詳細不明。単3電池2本またはACアダプター使用。
基盤には "hp MADE IN SINGAPORE" と書かれている。
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Aristo
Aristo は旧西ドイツの企業。主にヨーロッパで販売された。
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Photo courtesy : Mr.Junya
Hayashi
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M16
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Photo courtesy : Mr.Frank
Boehm
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M42S
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M66
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M75
LEDディスプレイ。
8桁関数電卓。
単3電池3本使用。
ドイツ製。
62(W)×150(D)×18(H)mm。
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Photo courtesy : Mr.Frank
Boehm
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M85S
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Photo courtesy : Mr.Frank
Boehm
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M700
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Photo courtesy : Mr.Frank
Boehm
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R4000
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APFは米国ニューヨークの企業。しかしほとんどのモデルは日本で製造されている。
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Mark X
Mark X も1973年日本で製造された。フリップアップカバー、バッテリーメーター、持ち運びようハンドルといった古いタイプの電卓が持つ特性を全て備えた典型的な古いタイプの電卓である。
CPUはテキサスインスツルメント製"TMS0101ANC 7247"、表示管は東芝製。
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HOME HANDY
香港製。
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General Instrument
General Instrument はICメーカー。70年代初めには電卓を作っていた。
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Calcumatic
デザインが非常にすばらしい電卓。
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VICTOR (VICTOR COMPTOMETER
CORPORATION)
米国シカゴの大手事務機器販売会社。機械式計算機、電動機械式計算機を大量に販売した。一時期ポケット電卓の販売も手がけたが、これらの多くは日本からのOEM製品とみられる。
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VICALCO SERIES 1900 (モデル19-1421)
米国VICTOR社が発売したMOS-LSIデスクトップ電卓。シリーズ1900は70年の歴史を誇るビクターシカゴ工場で設計生産された。表示素子にはビカルコ独特の「多桁冷陰極放電モザイク式表示管」が用いられている。
日本には子会社のビクター計算機が輸入販売した。
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223
最も初期タイプのポケット電卓。オレンジと白を基調とした"1"の姉妹機。
米国製。内部を見ると"GENERAL ELECTRIC"の文字も見られるが、本体裏面にはVICTOR社が製造したと書かれている。
充電池式。
正面に"MEC/223"と書かれているが、MECは"Miniature Electronic
Calculator"の略。
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Tallymate (No.1)
信和ディジタル社のOEM。
テキサスインスツルメンツ社のワンチップLSI 、TMS-1050を使用している。
日本では1971年、米国では1973年に発売された。
当時ビジコン社から世界初のポケット電卓LE-120Aが発売され話題となったが、LE-120Aは非常に高価だった。
これに対し、同じ年に発売されたTallymate は図体こそ大きかったものの、LE-120A と同様乾電池を使い、価格はLE-120A の半額だったことから大きな人気を博した。
単3電池6本若しくはAC電源使用。
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Tallymate (No.2)
Tallymate (No.1) の色違い。Victor社の独特な色合いを用いている。
LSI ワンチップ電卓。AC電源、単3乾電池6本 又は充電用乾電池を入れて使用する3電源方式を採用。
日本では”VICALCO tallymate
MODEL-85”として販売された。
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95
1974年にVICTOR社から発売された8桁LEDポケット電卓。
裏面には、VICTOR COMPTOMETER社向けにカナダで製造されたと書いてあるが、似たような機種がカナダのGeneral Instruments 社から発売されていることから同社が製造したものとみられる。実際、同社の Calcumatic とキーのデザイン配置がよく似ており、同じ時期に製造されたものと考えられる。
単3電池4本使用。
Calcumatic とデザインは全く異なるものの、95についてもボタンとボディとディスプレイのカラーリングが絶妙でレトロでポップなデザインに仕上がっている。スペースエイジデザインのポケット電卓として秀逸といえる。
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xl 1000
筆箱の形のLED電卓。9Vの電池若しくはACアダプター使用。日本製。
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AURORA
台湾の企業。国内の販売はオーロラジャパン株式会社。
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HC-133
(AURORA)
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HC-460
(AURORA)
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DT790FX
時計付き12桁電卓。
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Melcor
米国ニューヨークの企業。早い段階でにポケット電卓の分野に参入した企業の一つ。ただ数年しか電卓を生産していなかった。同社の電卓は全て表示装置に赤のLEDを使用している。ほとんど米国国内で生産された。
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SC-535 (Proto type)
1974年から75年にかけて販売されたMelcor
SC-535 のプロトタイプモデル。表示は赤のLED、本体は透明のクリアケースを使用している。内部にはCPUやコンデンサが配置されているが使用はできない。スイッチは代替品を使用している。
→ プロトタイプモデル
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