三洋電機 ポケット電卓

サンヨー電気もかっては電卓を製造していた。CXシリーズはICCシリーズの後継。
CZは関数電卓のシリーズ。


CX-2105C

CXシリーズの中では初期の電卓。
裏には計算の仕方が示されている。日本製。
充電式。100(W)×160(D)×48(H)mm。


CX-2100C




Photo courtesy : Mr.Y.Tsuji

CX-2106C





Photo courtesy : Mr.Toshiro Hata

CX-2107C


CX-2108A

単3電池4本使用。非常にレトロな色彩、デザインの電卓。
裏には計算の仕方が示されている。日本製。
充電式。88(W)×160(D)×42(H)mm。


Photo courtesy : Mr.Toshiro Hata

CX-2209C


CX-2001C

プラスチックカバーのついた電卓。
交流電源もしくは内蔵のカドニカ電池の充電により使用。
6桁表示だが12桁まで計算可能。
表示部の周りの「SANYO SACOM MINI」と書いてある部分はアルミ。非常にレトロ感のあるずっしり重い電卓。





CX-8102A

ICC-807D と似たデザインの電卓。
ACまたは単3電池4本で駆動。

ICC-807D (SACOM-MINI)






CX-8003A

初期の8桁電卓。単3電池4本またはACアダプター使用。電源を入れると0が8個並ぶ。

CX-8025C

充電式の電卓。
9,800円。

CX-8080A (9,800円)



CX-8190

厚さ13mm弱の薄型LED電卓。ボタン電池を4個使用。
内部には日立、NEC、ロックウェル社のチップが並んでいる。
日本製。





CX-8073

ごく普通のSANYOのLEDタイプ電卓であるが、実はスペイン製である。スペインのコレクターから譲ってもらったもの。
内部をみると東芝製チップが見られるが、非常に単純な作りとなっている。内部のラベルから1974年製と推測される。
電卓の構造が単純化される中、組立が海外の工場でなされるようになった典型的事例である。

サンヨーの資料によると、サンヨーは1969年12月、かねてから無線機器を中心に技術指導を行っていたアスナレス工業ナバラの株式を一部取得し、合併契約を結んで積極的に経営参加に乗り出した。1975年9月には、テレビ、ラジオ、テープレコーダに加え電卓の製造も開始した。サンヨーの電卓の現地生産はこのアスナレス社が初めてであり、現地代理店イエサド社を通じ販売しているが、シェアは30%とトップとなっていた。
このCX-8073は、スペインのアスナレス工業が製造した電卓であると考えられる。



CX-8033


CX-6000

プラスチックカバーのついた電卓。
CX-200A と同じものと思われる。
CX-2000A (13,800円)


CX-8002C (SACOM MINI)

充電式電卓。日本製。

各社の小型蛍光管電卓

非常に分厚い形状。


スペースを確保するために
CPUは縦についている。
CPUを取り外し内部を開いた状態。

CX-1001






CX-1002





CX-8136AN

1976年に発売されたパーソナル電卓。
メモリー機能が付いている。
4,500円。

同時にメモリー機能の付いていないタイプ CX-8036A (4,200円)も発売された。

CX-8036A、CX8236A ともに
22(H)×77(W)×125.5(D)mm。
145g。

右のは1976年5月に展開されたサコムサマーセールのチラシ。
サマーセールの実施期間は6月1日から7月31日で、この期間中にCX-8036AまたはCX8236Aを購入した人にサコム・レジャーバックを贈呈するというもの。
CX-8036A/CX-8136A




CX-1032

単3電池2本で駆動。





CX-2631






CX-490

PROCESS Calculator。
計算過程が表示される。




Photo courtesy : Mr.Y.Tsuji

CZ-8141

CZ-3000PG



CZ-8102

薄型ポケットサイズ関数電卓。
箱には「8010」の印字があることから1980年の10月に出荷されたものとみられるが、箱自体はCX-8016のものであり、CX-8016の出荷時期が1980年10月なのかもしれない。

LED表示。
ボタン電池4個使用。