ICC-0081
1969年4月に発売された。全回路をLSI化した ICC-82Dの約1年前に発売された。 外装は、82Dが金属製なのに対し0081はプラスチックでできている。 フリップカバーとバッテリーメーター及びキャリングハンドルがついており、電卓のカバーは台座をして使用するようになっている。 |
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ICC-82D
1970年5月に発売された充電池を内蔵した携帯サイズの電卓としては世界最初の電卓。(同年10月にはキャノンからポケトロニクが発売される。)内部には米国のゼネラル・インスツルメンツ(GI)社と共同開発した4つのLSIを使用している。8桁表示ながら16桁までの計算ができる 。持ち運びに便利な箱がついている。価格は115,000円。 海外ではDictaphone 1680 としても発売されている。 | |||||||||||
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ICC-801D
1971年4月に発売された。カドニカ電池内蔵コードレス16桁ポータブル計算機。 演算機能が16桁で、定数計算、ベキ計算ができた。 コードレス、ハンディタイプで取っ手を持って手軽に持ち運びができた。 89,500円。 | |||||||||||
ICC-160
49,800円。 |
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ICC-83
1972年に発売された。単二を4本前面パネルを開いて入れる。8桁。53(H)×113(W)×187(D)mm。0.7kg。29,800円。1973年。 | |||||||||||
Photo courtesy : Mr.Masahiro Okada | ICC-808DM
オレンジのネオン表示。単二を4本前面パネルを開いて入れる。1973年。 | ||||||||||
| ICC-804D
1971年に三洋電機から発売された最初期のポケットの電卓の一つ。 超高性能LSIを4個内蔵し、演算能力は16桁で定数計算もこなすなどポケッタブル電卓としては当時最高の機能を有していた。 充電池にはカドニカ電池を内蔵。 LED タイプのディスプレイを使用し、フリップアップカバーが付いている。 カバーが開かないと電源がはいらない仕組みになっている。 周囲はカメラの表面のような加工が施され、ディスプレイを開くときカシャとシャッターを切るような音が出る。 丸ボタン、LED電卓、充電式など昔のタイプの電卓の特徴をあわせ持った典型的なオールドタイプのポケット電卓である。 35(H)×85(W)×145(D)mm。360g (カドニカ充電池込み)。 79,500円。 804D 開発の記事 (電子技術 1971.3) | ||||||||||
ICC-807D (SACOM-MINI)
1971年に発売されたカドニカ電池内蔵電卓。8桁表示の倍長システム(ダブルレングス)を採用し最大16桁まで計算ができた。 演算素子は米国GI社と協同で開発した超高精度LSIを4個使用した。 表示は複合表示管を使用。 92(W)×150(D)×33(H)mm。530g。 当時の価格49,500円。 → CX-8102A | |||||||||||
ICC-0161
初期のサンヨーの電卓はユニークなデザインのものが多いが、とくにこのICC-0161は面白い形状をしている。持ち運びに便利なように取っ手が付いており、実際計算すr場合には後ろに倒して支えとして使用する。横長の形状で16桁まで表示ができる。ポータブルラジオのような形状は携帯型電卓の形としても合理的であったのかもしれない。 |
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ICC-811
ラジオの形をした電卓。 このほかバッテリー駆動タイプの ICC-809がある。ディスプレイがユニーク。 | |||||||||||
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Photo courtesy : Mr.T.Yoshida | ICC-1213
1971年9月に発売された12桁電卓。89,500円 |
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