加算器(機) (Adding machine)

加算器(機) (Adding Machine) は、加減算を行う機械をさす。欧米では様々な加算器(機)が用いられたが、日本においてはソロバンが普及していたため、あまり普及せず、ほとんどが輸出用として製造販売された。



ミックラー加算機 

携帯型加算機。
東京都の優良輸出品。


Magic Brain (Chadwick)

50年ほど前の携帯型手動加算器。
日本で生産されアメリカで販売されたもので、米国での販売元はChadwick であるが、日本の製造メーカーは不明。





POCKET Calculator (ポケット計算機株式会社)

港区赤坂に本社があったポケット計算機株式会社が製造したもの。
輸出ではなく国内向けに販売されたもの。
当時はソロバンが主流だったため加算器はなじみが薄かった。このため全国大会を開催し普及を図った。
全国大会は全国の地方都市で予選を行い、予選に通過した人100人を東京の全国大会に招待するもので、全国大会に優勝すればスバル360が賞品として授与されるなど極めて豪華なものであった。

計算機の競技予選大会御案内



ADDIATOR

西ドイツ製。
100万までの加減計算が可能。
全世界51カ国350万台販売された。(広告掲載時点)
$3.98。








鉄腕アトム計算器 (丸昌)

駄菓子屋で売られていた子供向け加算器。




加算機 (Remington Rand)







加算機 (Friden)







加算機 (UNDERWOOD)







記録式計算機 (UNDERWOOD)







二重合計式加算機 (UNDERWOOD)







D型全自動式会計機 (UNDERWOOD)