Slide rule

1970年代半ばに関数電卓が登場するまではほとんどの計算が計算尺によって行われていた。
計算尺の元祖は、1620年にイギリスの天文学者ガンターが考案した「ガンター尺」といわれ、航海上の計算に使われた。その後、数学者のウィリアム・オートレットなどが「ガンター尺」に改良を加え、2本の尺をすべらせる形に発展させた。そして1850年頃に、フランスのアメデー・マンハイムがカーソルの付いた現在の形を完成させた。
こうした計算尺の中で最高級品として世界中で高い評価を得たのがヘンミ(HEMMI)計算尺である。ヘンミ計算機は材料として木ではなく、湿気による伸縮がほとんどない孟宗竹の合板を使用した点に特徴がある。1965年頃には日本の計算尺の98%、世界の70%のシェアを占めていた。



Paper slide rule

紙でできた計算尺。かなり古いもの(210mm-30mm)。



後ろのラベル
実用新案登録第296945号
満州国特許願第3779号


曾 田 式 計 算 尺



大阪市西区江戸掘下通二丁目
修 学 館 蔵 版




HEMMI Slide rule (with regsterring cursor)

ポインターの付いた珍しい計算尺。1926年のパンフレットに記載されている(150mm-27mm)。
(5 in. long with registerring cursor)
No.15 四寸(目安付) \4.00 (カーソル \1.50)
特許邊見式普通最小型計算尺ニ目安附カーソルヲ附したるモノナリ。







HEMMI Slide rule (Micro size 1)




HEMMI Slide rule (Micro size 2)





HEMMI Slide rule (Small size)

携帯用(150mm-29mm)




HEMMI Slide rule (Middle size)

両面型計算尺(ユニバーサル計算尺)(320mm-45mm)


HEMMI Slide rule (vectolos)

プラスチック製の計算尺






HEMMI Slide rule (Big size)

非常に大きな計算尺(565mm-47mm)。





Brochure of HEMMI slide rule

1926年に出されたヘンミ社の計算尺のカタログ。数多くの計算尺と共に計算方法の記述もある。