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日経新聞 1969年9月21日広告 | ICC-141
東京理科大学 近代科学資料館 常設展示中 1968年4月に発売された三洋電機最初の14桁電卓。世界で最初にLSIを搭載した電卓でもある。 同時に12桁のICC-121型、16桁のICC-161型も発売された。 これらのシリーズは、電源、表示部を除く、演算、制御、記憶の各装置に全てバイポーラICが用いられており、重量はトランジスタを使った製品に比べ1/2 に軽量化されている。 また、141型は米国フィルコ・フォード社製のLSI (デュアル50ビット)3個を記憶装置(メモリー)に使用している。(161型は、同じくフィルコ・フォード社製のLSI (デュアル64ビット)を3個搭載しているが、121型はLSIを使用していない。) さらに、電卓の表示部門には同社で開発したモザイク式表示管を使用した。モザイク式表示管は放電管に比べ見やすく、かつ寿命が長く、信頼性も一段高いという利点があった。 価格は121が20万円。141が25万円。161が30万円。 国内では日本事務機が販売を担当した。
注)説明書では141型の場合、LSIは3ケということであるが、分解してみると2ケしか見つからない。当時の発表資料をみると2ケというものもあり、混乱が見られる。こうした混乱の原因はわからない。 | |||||||||||||||||
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![]() Phote courtecy : Mr.Toshiro Hata
![]() | ICC-1211
1970年に発売された。MOS-ICを採用し、コンパクト化を実現した。 ポーランド方式を採用。 139,500円。 | |||||||||||||||||
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ICC-144
1970年2月に発売された。139,500円。 →電子科学1970年7月号記事 | ||||||||||||||||||
CY-2151 |
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