シャープ EL シリーズ (液晶 タイプ)

EL-200S

黄色液晶。電池1本で150時間利用可能。
4300円。1977年発売。

EL-208

1979年発売。
電池1本で100時間利用可能。
2,600円。

EL-211

電池2本で10,000時間利用可能。
2,800円。1980年発売。


EL-305

電池2本で5,000時間利用可能。
4,500円。1980年発売。

EL-219

EL-220発売のの翌年1982年に発売。サイズ、機能等全く同じだが価格が 2,600円と200円安くなった。
63(W)×130(D)×19(H)mm。115g。単3電池2本使用。



EL-220

単3、2本で10,000時間利用可能。
2,800円。1981年発売。

EL-323

1981年11月に発売された。
62(W)×114(D)×7.5(H)mm。65g。
2,600円。



EL-233

電池式電卓。


EL-243

太陽電池式電卓。

EL-504

10桁学校教育用電卓。44関数。
単3電池2本で約5000時間使用可。
1979年発売。
EL-5813 (Pythagoras)
Wallet type LCD calculator. 7900yen.



Photo courtecy : Mr.Y.Tsuji

EL-550

1982年に発売されたプリンタ機能付き関数電卓。46関数搭載。
単3電池3本使用。76×162×22mm。210g。
14,800円。



Photo courtecy : Mr.Masahiro Okada

EL-560

10桁学校教育用電卓。51関数。単3電池2本で約10,000時間使用可。
1984年発売。



Photo courtecy : Mr.Junya Hayashi

EL-620

8桁音声電卓。
1981年発売。12800円。


EL-1600

1987年にグッドデザインに選定されたハンディタイプのプリンティング電卓。
ボタンの形や色、滑らかな躯体の曲線が特徴の洒落た電卓。
5,800円。




EL-E300

小学生向け学習用電卓。
分数、統計計算などが可能。



EL-8029

1977年に発売されたクリップペン付き携帯電卓。
約3〜5分後に自動的に電源が切れるパワータイマーがついている。
胸ポケットにいれて持ち運ぶことを想定したデザインの非常にユニークな電卓。
8桁。重量は 60g 、寸法は閉じた状態で139.5(W)×29(D)×13(H)mm。
2つのボタン電池で約700時間使用できた。9800円


Clip type calculator



EL-5100

1979年に発売された世界で初めて液晶ドットマトリックス表示を採用し、完全数式通り入力を実現させた関数電卓。
Basicは搭載していないが、外見はポケットコンピュータとよく似ている。

61関数。24桁表示、11メモリー。
他に16桁表示、6メモリーの廉価版 EL-5101(13,800円)が発売された。

175(W)×70(D)×9.3(H)mm。120g。
16,800円。


EL-5100S

1983年に発売された。
スペックはEL-5100と同じ。
変更点は液晶が黄色液晶から灰色液晶に変わり、電池がSR44、3個からLR44、3個に変わった。
これに伴い使用時間が1,000時間から300時間に減少した。
価格は EL-5100と同じ16,800円。



Photo courtecy : Mr.T.Koshimizu

EL-5150




EL-7000

一見ポケコンにみえるが、実際は電卓とタイプライターを合わせたもの。
「ハンドヘルド・メモライター」と呼んでいたようだがあまりヒットせずほとんど忘れ去られてしまった珍品。
ディスプレイはyellow LCD。
EL-7000の資料はないが、EL-7001は1982年26,800円で発売された。8000行印字が可能だった。




IEEEマイルストーン認定記念電卓 (EL-BN691X)

2005年12月、シャープの電卓がIEEEマイルストーンに認定されたのを記念して翌年5月に発売された電卓。
3,000台限定で生産、販売された。

従来モデル(EL-BN611、EL-BM601)で好評の川島隆太博士監修 脳を鍛える「計算ドリル」機能を搭載したほか、太陽電池とリチウム電池の「ツインパワー対応」により、計算中に光が遮られても、計算内容を保護できるようにした。

価格は、単体が3,300円、銀メッキ手磨き仕上げの「復刻版早川式繰出鉛筆」とのセットは10,000円だった(「復刻版早川式繰出鉛筆」自体が10,000円で販売されていたのだからかなり割安な設定である)。

リチウム電池1個(本体内蔵)、
112(W)×185(D)×25.5(H)mm。約190g(電池含む)。





IEEE(正式名称:The Institute of Electrical and Electronics Engineers,Inc.)
アメリカに本部のある世界最大の電気・電子技術者による非営利団体組織(学会)であり、「アイ・トリプル・イー」と称されている。世界の150カ国以上で377,000人に及ぶ会員を擁し、コンピューター、電子、通信、電力、航空、バイオなどにおいて、先端的な取り組みがなされ、各々の技術分野で指導的な役割を担っている。現在、39の専門部会があり、国際会議の開催、論文誌の発行、標準化などの活動を行っている。日本では、東京、関西など8支部があり、約13,000名の会員が所属している。

IEEEマイルストーン
IEEEが電気・電子技術およびその関連分野において、社会に貢献した重要な歴史的偉業を称えるために1983年に制定し、認定するものである。これまでボルタ電池やフレミングの二極管など世界で65件以上のマイルストーンが認定されており、。日本では八木アンテナ(1995年)、富士山頂レーダー(2000年)、東海道新幹線(2000年)、セイコークオーツ(2004年)の4件が認定され、シャープの電卓が5件目になる。

左からCS-10A、CS-16A、QT-8D、EL-805

IEEEから贈呈された楯