LEXON

1991年創立されたフランスのステーショナリー専門のブランド。卓越したデザインが欧米で注目されている。世界規模で活躍中のインダストリアルデザイナーが生み出す作品は、一見常識破りなモノに見えて実は高い機能性とデザイン性を兼ね備えている。


レクソンの代表的な電卓 ZERO。
発売当時は非常に斬新なデザインだったが今みると若干レトロ感が感じられる。











PROFIL (LC04)

Herve Houplainのデザインした電卓。シルバーカラーの本体にシリコンラバーゴムのボタン。全体にカーブがあるおしゃれなフォルムが特徴。
横6.5×縦11×高1cm
ABSプラスチック/ラバーゴム
LR1130ボタン電池付属

Profil のカラーはアルミ(シルバー)。
ゴールドは限定、非売品。






CREDIT CARD (LC 18)

2000年頃発売された洒落たデザインのLEXONのカード型電卓。
裏側はカードホルダーになっている。
デザイナーは不明だが、裏面には"DESIGN PLAN STUDIO"と記されており、MARC BERTHIERではないかとみられる。



TYKHO (LC22)

Marc Berthier のデザインによる電卓。
躯体はシリコンゴムで作られている。

FORUM EURO (LC 23E)

建築やプロダクトのデザイナーとして活躍するフランス人デザイナー、Jean Marie Massaud (ジャンマリー・マッソー) がデザインした電卓。幅15cm、奥行19.6cmとビッグな電卓。ボタンは柔らかいラバー製。ディスプレイは4段階に角度調整ができる。

カラー アルミ
材質 ABS樹脂(ボディ)
ラバー(ボタン)
サイズ W150×D196×H28mm (液晶を倒した状態)
W150×D173×H73mm (液晶を起こした状態)
電池付属( 単4電池×1個)
外貨換算機能
\5,800





ZERO (LC25)

レクソンの電卓の中で最も有名な電卓。90年代半ばに発表され、LEXONの名を一躍有名にした。ABSアルミニウムおよび液晶ガラスで構成された斬新なデザイン。流線型のボディーから立ち上がる液晶板が、ゼロからの進化を意味している。
デザインはレクソンのトップデザイナーMARC BERTHIER(マルク ベルチェ)。工業デザインの監督を主な活動とし、「The Ecole Nationale Superieure De Creation Industrielle」で教師、ディレクターを務める。(フランス国立大学・学長)また、パリの「The Design Plan Studio」を経営する。フランス、イタリー、ドイツで賞を受賞し、その活動は国際的に大きく評価されている。

発売時期により音のるタイプと通貨換算機能付きタイプがある。

(メモリー付きタイプ)
ディスプレイは1行表示。メモリー機能と%機能の他ボタンを押すと音が出る機能が付いている。
横7.6×縦16×高1.6cm 。ボタン電池使用。

(通貨換算機能付きタイプ)
ディスプレイは2行表示。メモリー機能はなく%機能と通貨換算機能がついている。
初期のものと比べるとディスプレイ部が表示桁数の増加から大きくなっている他はサイズは同じ大きさとなっている。


AXE (LC 31)

2000年に発売されたDesign: S.Bergne のデザインした太陽電池式電卓。
太陽電池パネルは側面についている。
2,800円。



EUROQUATION (LC34E)

Marc Berthier のデザインによるユーロ換算機能付き電卓。
色はライケン、オレンジ、イエローの3種類。
サイズはW50-D126-H16mm。
定価2600円。

PRAXIS (LC 38)

ZEROをデザインしたLEXONの顔とも言えるデザイナーMARC BERTHIER(マルク ベルチェ)がデザインした電卓。ディスプレイの角度調節ができる。
82×160×10mm。
2,500円。


FLASH EURO (LC 39E)

F.Lintz のデザインによるユーロ通貨変換機能のついた太陽電池式電卓。
波を打ったようなデザインで斬新さと使いやすさを追求している。



HANDY (LC 42E)

2行表示電卓。
アルミの周りをゴムで囲い持ちやすくしている。ボタンもゴム製。
緑の他に青、白、オレンジがある。
デザイナーはT.Williams。
サイズ 128H-72W-11Hmm。3800円。

NEW LECTRA (LC 47)

1997年製。
カバーが付いており、カバーの内側にはクリップが付いておりカードやメモを挟むことができる。
デザインは H.Houplain。

CREDIT (LC 55)

2004年からレクソンに参加した新進気鋭のデザイナーSam Hecht (サム・ヘクト)が手がけたクレジットという名前の電卓。名前のとおりクレジットカードを連想させるデザインをしており、文字部分がちょっとだけ膨らんでいて液晶画面も真っ黒。これがクレジットカードの磁気テープのように見え、横並びの浮き出た数字とフォントもそれっぽい雰囲気を出している。
色はベージュ とグレーの2種類。材質 ABS樹脂 。サイズ 86(W)×54(D)×2.1(H)mm。

D.I.Maths (LC 56)

家具、工業デザイン、インテリアデザインなどの分野で活躍しているデザイナー「Patrick Jouin」の作品。
入力した値が86行まで記憶でき、液晶上で再度データーの検索、訂正が可能という画期的な機能を持った電卓。淵の部分がクリアーな材質でできていて美しく、スタイリッシュなデザイン。
4,200円。

ROSWELL (LC57)

アルミのボディが放射状に光を反射しUFOのような形で未来をイメージした電卓。名前もUFOを連想させる。
液晶部分は見やすいように微かに角度が付いており、アルミのボタンも指を滑らせてスムーズに押せるよう角が取られるなど全体に高級感が漂うデザインとなっている。
10桁まで計算可能で二段階表示の通貨換算機能も付いている。
デザインはYves Malka(イヴ・マルカ)とPierre de Poucques(ピエール・ド・プーク)。
7,000円。
なお、ROSEWELLシリーズとして電卓以外に置時計が発売されている。





ELA POCKET (LC 58)

ELA DESKTOP のハンディタイプ。2005年に発売された。
ホワイト / レッド / ブルーの3種類があるが、レッドとブルーは本体がアルミなのに対しホワイトはABS樹脂となっている。衝撃を吸収するため外枠はラバーになっている。
デザインはTheo Williams (セオ・ウィリアムス)。薄いボディに埋め込まれたフラットなボタンが洒落ており、特に白はiPodに似たデザインとなっている。
サイズは 53(W)×102(D)×7(H)mm。価格1,500円。





ELA DESKTOP (LC59)

ELA POCKET のデスクトップタイプ。2005年に発売された。
デザインはTheo Williams (セオ・ウィリアムス)。
厚み0.7mmと薄型ボディとフラットなボタンにより凹凸が少なく薄い設計にまとめられたシンプルな中にも存在感を主張するデザイン。ボタンは大きくタッチも軽く使いやすさを追求した卓上計算機
ホワイト / レッド / ブルーの3種類があるが、レッドとブルーは本体がアルミなのに対しホワイトはABS樹脂となっている。衝撃を吸収するため外枠はラバーになっている。
サイズ:W 98 × D 7 × H 198 mm
材質 本体:プラスチック樹脂  外枠:ラバー
付属: 通貨変換機能 ボタン電池付き(LR1120×2個)
価格:3,000円







RULERCAL (LC65)

2007年に発売された、30cm定規と合体した非常にスレンダーな電卓。
電卓の液晶画面のある面を正面にしたとき、定規の目盛りは上下の二面に付いているので、線引き・測定が自分の使いやすい角度で使用できる。
カラーはホワイトとブラックの2種類。ホワイトは白とグレーのコントラストが特徴なのに対し、ブラックは一色で統一されたシックデザイン。
デザイナーはNina Tolstrup(ニナ トルスタープ)。
サイズ 約W30×H2×D2cm
重 量 約98g
素 材 ABS
電 池 ボタン電池LR44×1個
2,500円。


PREMIUM

シンプルデザインの極めつけともいえそうなハンディサイズの電卓。
白の他に青、黄、オレンジがある。
サイズ 50(W)×100(D)×7(H)mm。重量 30g。1600円。
H.Houplain によるデザイン。
1,600円。

PREMIUM (Ruler calculator) (LINEA)

1998年に発売されたPREMIUM の横型タイプ。色は濃紺。
Ruler calculator と書いてあるが物差しのメモリは付いていない。
H.Houplain によるデザイン。
東京台東区のアドミラル産業製。
サイズ 210(W)×36(D)×0.8(H)mm。
2,800円。

MATRIX

折りたたみタイプの電卓。
3 clear colour(Blue,Yellow,Orange).
DESIGN: H.HOUPLAIN




GENEVA

Ines Dugeley がデザインした電卓。
表面はアルミ、ボタンはゴム、台は木製の電卓。


LEXONのデザイナーとその作品


MARC BERTHIER(マルク ベルチェ)

「The Ecole Nationale Superieure De Creation Industrielle」で教師、ディレクターを務める。フランス国立大学・学長。パリの「The Design Plan Studio」を経営する。フランス、イタリー、ドイツで賞を受賞。LEXONのトップデザイナー。

MATALI CRASSET(マタリ クラセット)

「PHILIPPE STARCK」の監督のもと「THOMSON」に加わる前にミラノで活動を開始。1996年「GRANDPRIX DE LA CREATION DE LA VILLE DE PARIS」を含む数多くの賞を受賞。

SEBASTIAN BERGNE(セバスチャン バーン)

パリにある彼自身理事を務める工芸学校「National School of Industrialle Creation」で教鞭をふるっている。





TAKASHI KATO(タカシ カトウ)

1952年静岡県浜松市生まれ。東京芸術大学美術専攻科大学院卒業。1987年株式会社セッサを設立。クロック、ステーショナリーの企画開発デザインを開始。1994年セッサブランド「テープ・ディスペンサー」が、翌年1995年には「アラーム・クロックSC40」が続けて「ニューヨーク クーパー・ヒューイット・ミュージアム」に永久保存認定。1996年スイスALFEX社にてウォッチデザインを開始。2000年日本人初、LEXON DEGINに参加。

THEO WILLIAMS(セオ ウィリアムズ)

LEXONを始めAlessi. Authentics. Navadesignなどの製品デザインが代表的。また、BENETTONのベビーカー、アクセサリー、Georgio Armaniの容器、香水入れ、卓上製品などのデザインも手掛けている。



ERIC BERTHIER(エリック ベルチェ)

嗜好品、オフィス、その他様々な分野で活躍し「Winter design campus」「Paas international」「Gaz de France」「Taillevent-Comite Colbert」「Janus」等で数多くの賞を受けている。

ELISE BERTHIER(エリス ベルチェ)

伝統的なデッサンと図形のトレーニングを堅実に行い「THE BERCAT STUDIO」のデザイナーとして活躍。

FREDERIC LINTZ(フレデリック リンツ)

。工業デザインからグラフィック・イラストレーションによるハイテク建築物まで、全ての分野にわたり活躍中。




Jean Marie Massaud (ジャンマリー・マッソー)

ヨーロッパ、日本企業用工業デザイン、家具などを専門とする。「A REPEAT AWARD WINNER」獲得。専門分野はヨーロッパならびに日本企業用の家具の工業デザインで、デザイン賞を授与されたマッソーの作品は各国の博物館で見ることができる。




Yves Malka (イヴ・マルカ)
Pierre de Poucques (ピエール・ド・プーケ)

イブ・マルカは1966年パリ生まれ。1994年にENSCIを卒業。フリーランスデザイナーとして1994年から1998年までハビタで働く。1995年から2002年まではマッカーノ・デザインの責任者となる。遊具のコンセプトで3つのグランプリ・ドゥ・ジュエを受賞。
ピエール・ドゥ・プーケは1972年トゥール生まれ。ENSCIを優等で卒業、2003年イブ・マルカと共にデザインスタジオを開く。様々な仕事を行い、2001年グランプリ・ドゥ・クレシャンの3位、コーランデザイン賞2000および2001を受賞。





Nina Tolstrup(ニナ トルスタープ)

1962年、デンマークの首都・コペンハーゲンに生まれる。
過去にデザインマネージャー、フォトジャーナリスト、編集者、トレンドフォーキャスター、マーケティングコーディネーターなども幅広い職業を経験。
ハビタット、トリップトラップ及び、その他のヨーロッパの会社のためにデザインを開発する。スタジオの拠点はロンドン。




Herve Houplain



Sam Hecht (サム・ヘクト)

1969年イギリス生まれ。
ロイヤル・カレッジ・オブ・アートでインダストリアルデザインを専攻。デヴィッド・チッパーフィールドの事務所で建築の現場に関わった後、Appleなどのプロダクトで有名なデジタルデバイスを得意とする米国のデザインファーム IDEOのサンフランシスコオフィスに勤務。深澤直人氏が率いていたIDEO JAPANを経て、1998年よりIDEO LONDONのインダストリアルデザイン部門長を勤める。2002年、建築家のキム・コリンとロンドン市内にインダストリアル・ファシリティーを設立。無印良品のプロジェクトにも関わり、電話機などのデザインを手がけている。





Ines Dugeley






Patrick Jouin (パトリック・ジュアン)

フランスの巨匠フィリップ・スタルクがアートディレクターを務めるTim Thomの一員として8年間過ごした後独立。その後は空間、家具、プロダクト、音響など広い分野で活躍している。特に3つ星レストランを経営する有名フランス人シェフ、アラン・デュカス氏の手掛けるレストランの設計や内装を任され各地で話題を呼んだ。今ではルノー、カッシーナなどと共同でプロダクトを進めるほど人気が高いデザイナーである。