日立 (HITACHI) 電卓
日立は、機械式計算機は製造していなかったが、コンピュータを開発していたことから、シャープ、キャノンの電卓に刺激され1965年から研究を開始した。1966年初頭には試作機を完成させ、操作性、小型化、軽量化、低価格化を図り、1967年1月に12桁でテンキー式の初代エルカ" ELCA 12" を発売した。その後数多くの「エルカ」シリーズが発売された。これらの販売はプラスが担当した。その後、日立はカシオと協力し、カシオにチップを提供する一方、カシオから電卓の供給を受けた。ちなみにKK260B (ELCA 260B)は、カシオミニの日立へのOEMバージョンである。
|
![]() Phote courtecy : Mr.Toshiro Hata | ELCA 180A
KK181Bと同じもののようにみえる(カバーが欠損している)。 |
|||
|
||||
![]() | KK181B
透明なカバーがついており、持ち上げて使うこともできる。バッテリー駆動。英国に出張した際、ロンドンの古道具屋で偶然手に入れたもの。英国仕様のため日本では使えない。 日立らしいがっしりした形の電卓。 |
|||
|
||||
![]() | KK221B
1973年に発売されたコードレス電卓。表示は8桁だが12桁までフル演算機能を持つ。電源は、単三乾電池4本若しくはK電灯線充電式電池の3方法が可能。 K181Bと同様イギリスで使われていたもの。日立はイギリスと関係が深かったのかもしれない。裏面には"DESK TOP ELECTRONIC CALCULATOR"と書いてある。日本製。 |
|||
|
||||
![]() | KK260B (ELCA 260B)
日立製6桁ポケット電卓。「0」の表示をみてもわかる通り、カシオのOEMマシン。 内部の構造をみると、CM-604を縦型にしたものであることがわかる。 カシオミニの出現により、日立は電卓の自主生産をあきらめ、カシオからのOEMに切り替えたことがうかがえる。 チップは日立製 "HD32170P"。 ⇒Casio Mini CM-604 |
|||
|
||||
|
||||