カード型電卓 T (ノーマルタイプ)



カシオ (バッテリータイプ)

LC-78

(世界で最初の名刺サイズ電卓)
1978年1月に発売された。小さいだけではなく、薄さの面でも当時最も薄かったシャープのボタンレス電卓EL-8130の5ミリを下回る3.9ミリを実現した。ポケットを占有せず、他のものと一緒にポケットに入れておくことができるということで円高不況の真っ最中に売り出されたにもかかわらす、爆発的なブームを巻き起こし、注文が殺到した。カシオミニがピーク時で月産20万台だったのに対し、LC-78は月産40万台生産したといわれる。
黄色液晶。6,500円。

LC-78S

1978年に発売された LC-78の後継機。LC-78とほとんど同じ外見、機能だが自動累計機能と開平機能が新たに加わった。電池寿命は連続で1,000時間使用可能。4,900円。

他にメモリー機能のついた LC-78G (6,500円)、関数カード電卓fx-48 (7,900円)がある。


LC-785

1978年11月に発売された名刺サイズ電卓。厚さはLC-78と同じ3.9ミリだが、液晶が黄色液晶から灰色液晶に替わり、価格も4,900円とLC-78に比べ1,600円も安くなった。AUTO POWER-OFF機能も付いた。

ST-24

ストップウォッチ、アラーム付きミニカード電卓。
7,000円。

PW-81

時刻・時報アラームつきのカード電卓。
5,900円。



MQ-12

カシオの時計機能のついたカード電卓。
左側にカレンダーが表示されており、時計やストップウォッチ機能も持っている。

ML-720

カードタイプのメロディ電卓。




LC-787




LC-788G



CC-130U




CV-700

通貨換算機能つき。2,900円。


DC-750KA

Data-Cal

DC-755kBK

電話帳機能のついたカード電卓。
最大50件のデータの記憶ができた。




DC-820K (DC-820kBK)








カシオ (ソーラータイプ)






SL-800

(世界最薄の電卓)
1983年4月に発表されたカードタイプ電卓。名詞サイズ(幅85mm、奥行54mm)で厚さがわずか0.8mm、重さが12グラムと軽薄短小の極致を実現した電卓。20年前20キロ近くあった電卓が激しい技術革新の結果ついにこの水準までたどりつくことができた。記念碑的電卓。MOMA の永久所蔵品にもなっている。5,900円。

カシオ計算機は二十一日、厚さ〇・八ミリメートルの超薄型電卓「SL―800」を二十二日から販売すると発表した。価格は五千九百円。月間三十万個を製造、販売する。
 SL―800はLSI(大規模集積回路)、液晶表示板、太陽電池などの部品をすべてフィルム状にし、これらを接着剤ではり合わせるという新生産方式をとり入れたカード型電卓。厚さは従来、もっとも薄い電卓(シャープ製の厚さ一・六ミリメートル)の半分になった。
 カシオは開発当初(ことし四月)、月産十五万個の規模で生産を始める計画だったが、国内外から大口需要が舞い込んでいるため急きょ生産規模を二倍に引き上げ、販売を始めることにした。 (日経新聞1983年11月22日朝刊)

 カシオ計算機は九月に発売する予定の超薄型電卓の月間生産量を、当初予定していた十五万個から三十万個に倍増する方針を決めた。市場調査の結果、予想を大幅に上回る需要が見込めると判断したため。生産拠点である甲府工場(山梨県中巨摩郡玉穂村)の設備を急きょ増強し、発売時期に間に合うよう生産体制を整える。
 この超薄型電卓は厚さ〇・八ミリメートルの「SL―800」。部品をすべてフィルム化し、生産工程を完全に自動化できるのが特徴。カシオは約三億円を投じて甲府工場内に試作生産ラインを設けているが、同電卓の本格生産開始に伴い約六億円をかけて設備を完成させることにしていた。急きょ生産量を倍増させる方針を決めたことにより設備拡張の必要があるが、追加投資額は今のところ未定。
 カシオが予定している価格は国内六千円、米国二十四ドル九十五セントで、八けた演算用の電卓にしては既存製品(小売価格二千―三千円)に比べかなり高い。このため同社は当初、自動生産機種としては控え目の月産十五万個という計画を立てた。
 これは超薄型電卓の購入者は既存のカード型電卓を持ち歩いているビジネスマンが大半を占め、しかも買い替え需要が中心になると予想していたことも一因。しかし市場調査の結果、商店、主婦、学生などを含む幅広い層からの需要が期待できるとともに、買い増し需要が中心になるという見通しを得たため生産量修正に踏み切った。
 カシオの電卓の生産量は現在、月間約二百五十万個で、このうちカード型は同五十万個。超薄型の市場への投入によって既存のカード型の需要減少が予想されるので、発売当初の段階で早くも超薄型の販売量がカード型全体の四〇%前後を占めることになるとみられる。
(日経新聞1983年6月6日朝刊)


SL-800



普通のカード型電卓とSL-800の厚さの違い。



SL-850 (1)

 SL-850 は、世界最薄・最軽量の電卓SL-800の発売10年後の1993年8月にカシオから再び発売された厚さ一ミリの超薄型カード電卓である。
 1983年9月に発売されたSL-800は厚さが 0.8 ミリと世界で最薄・最軽量の電卓として話題を集め、初年度で100万個台を売るヒット商品となった。しかし、薄型化を進めすぎたため、ズボンのポケットに入れておくと折れてしまうなど薄型化が裏目に出てかえって使いにくいものとなった。また、他社から調達していたフィルム液晶も小さくて見づらいという欠点があり、ほどなく市場から姿を消し、市場は再び表示部分にガラスを使った厚めのカード電卓に戻ってしまった。
 このSL-850 は、SL-800 発売から10年後にカシオから再び発売された超薄型カード電卓である。表示部分にカシオが独自開発したフィルム液晶を初めて採用し数字表示部分を SL-800の約二倍にし、見やすくした。また、耐久性を持たせるため厚さを 0.2 ミリ厚くし、またカード全体に柔軟性を持たせしなりやすくした。演算部には小型化したLSI(大規模集積回路)を用いることで、厚さが増したにもかかわらず、重量は逆に12g から 7g へと軽量化することに成功した(→世界最軽量の電卓)。
 色は当初、白、黒、金、青の4色。
 価格は3,900円(SL-800 は 5,900円)。


SL-850 (2)

SL-850の白バージョン。
DoCoMo のノベリティ電卓。


SL-850 (3)

同じくDoCoMo のノベリティ電卓。
こちらのデザインはドコモのオリジナルとみられる。

SL-770

縦型タイプの電卓。


SL-500

折りたたみタイプ。

SL-701




SL-702





SL-750


SL-755


SL-760


3,000円。


SL-760T

SL-760 に消費税計算機能が付いたもの。




SL-760c




SL-760LB

キー配列は SL-760c と同じ。


SL-760LU (1)

時間計算機能付き



SL-760LU (2)



SL-763BK




FILM CARD


SL-720L