Courtesy of Joerg Woerner

35 (Hewlett-Packard)

1972年に発売されたヒューレット・パッカード社最初のポケット電卓。世界で最初のポケットサイズ関数電卓でもある。キーが35個あることからこの名前となった。同社の共同創業者である William Hewletto はこの製品のサイズを決めるにあたり、自分の胸ポケットに入ることという条件をつけた。彼が長身で大きめのシャツを着ていたことはHP-35の設計者にとって幸運であった(ペギー・キドウェル他「デジタル計算の道具史」ジャストシステム)。82(W)×145(D)×25(H)mm。当時の価格$395。